男はある日妻を殺した。
息子に見つかるとやっかいなので、
息子がいないうちに庭に死体を埋めた。

息子は「ママどこに行ったの?」などと聞いていたが、
何週間かすると何もないような顔で普通の日々を過ごしていた。

しかし当然、庭から腐敗臭がするようになり、
周りの人も気味悪がっていた。
ある日息子は庭で遊んだ。

スコップで庭を掘っていたが、
男は「これでは見つかる」と思い、息子を殺そうと決意した。

その晩、右手にナイフを持ち、背中で隠して
「ねえ、ちょっとお話があるんだ」
と持ちかけた。隙を見て殺そうと企んでいた。

すると息子は
「うん、でもね、僕もお話があるよ」
と言った。男は「なあに?先に言って?」と、先に言わせた。

息子は平然とした顔でこう言った。
「なんでパパの後ろにはママがいつもおぶさってるの?」

男の後ろには、赤い目で男におぶさり、
ナイフを構えている、殺された妻の姿があった。